騎乗位の歴史についてまとめたページです。騎乗位のことを知るためにはまずは歴史を知らなくては!というよく分からない真面目さが出てしまい調べてみました。騎乗位の歴史を知り、騎乗位をより理解できれば、と思います。
騎乗位(きじょうい)とは
まずはじめに「騎乗位」とはについて見ていきましょう。
騎乗位とは「仰向けになった男性の上に女性が跨り男性も女性も自由に動かせる性交体位の一種」です。
馬に乗ることを「騎乗」といいますが、その状況と似ているため名付けられました。英語では、Woman on top、the jackhammer、cowboy/cowgirl position という名称で呼ばれています。騎乗位は大きく分けて2つのパターンがあり男女が向き合う対面騎乗位と、女性が男性に背中を向ける背面騎乗位に分けられます。騎乗位の特徴としてはやはり「女性主導権」という言葉がピッタリ当てはまる体位です。女性が跨がり腰を振る事で男性は為すすべなく果てる構図ができあがります。体位の方法としては女性が立て膝になって、仰向けの男性の股間に跨るり、女性が片膝を立て、片手でペニスの根元を持ち、垂直になるように立て、そこに女性が膣口を合わせ、ペニスを膣内に入れながら、腰を下ろしていくことで騎乗位が完成します。男性の胸に片方の手をついて行えば安定して腰を下ろすことができます。挿入後は女性が男性の胸に両手を当てて両膝を支点にして腰を前後に動かしたり、ピストン運動をし出し入れを楽しむスタイルが人気です。騎乗位にも様々な手法があり両手をつなぎながらのパターン、女性が上体を前傾させて密着させるパターン、足裏をベッドなど下面に着け両膝を立てM字開脚の体勢になり、両手を男性の胸部腹部に置き、両脚両手の力で、あるいは両手をつなぎながら、上下に腰を動かすパターン、女性が上体を後傾させながら腰を動かすパターンなどバリエーションに富んだ体位といえます。
日本のエロ教科書:四十八手
四十八手では、騎乗位のことを「本茶臼」といいます。中々現代社会を生きる中では聞かない名称ですね。この本茶臼には「月見茶臼」「時雨茶臼」「宝船」などが様々な派生体位が存在しています。ちなみに、「忍び居茶臼」や「帆かけ茶臼」は座位の系統になるため、「茶臼」=「騎乗位」ではありません。女性の体が綺麗に見えることから日本のアダルトビデオでは人気が高いです。2020年以降のVR作品では撮影法から女性主導にならざるを得ないこともあり、特化した作品が増えた印象を強く受けます。2021年の週刊プレイボーイでは騎乗位の発展バリエーションとして、高速で腰を振る「高速騎乗位」、杭を打ち込むように上下に大きくピストンする「クイ騎乗位」、女性が後ろを向く形の「背面騎乗位」、前後に腰を動かす「グラインド騎乗位」、円を描くように腰を動かす「ローリング騎乗位」、男性が足を上げたちんぐり返しの体勢の上からまたがる「ちんぐり騎乗位」、体を密着させてだいしゅきホールドの形から行う「だいしゅき騎乗位」、両手で男性の乳首を刺激する「スパイダー騎乗位」の8騎乗位を紹介していました。名称は違えど基本は「対面」か「背面」であることに間違いは無くそこから派生する体位が複数存在している状態で、社会の発展、AV業界の進化により体位もよりアクロバティックなものになってきていると考えます。
おわりに
こちらの記事は歴史探究を続け更新していく予定です。お楽しみに。